実は個人的にはこういう話題が好きだ。

なんと南国のタイに持ってきて支障なく使えたのはインド製だった。

日本製）好みは三菱鉛筆のジェットストリーム。発売当初は一本150円もした。持ち味や書き味が最高に良い。日常の事務仕事に適している。ところがタイに持ってくると暑さのせいかインクが出なくなるのである。驚きだった。たった30℃の暑さでインクが出なくなるなんて。

フランス製）代わりに学生時代に愛用していたフランス製のビックをタイで買った。輸入品なので関税がのっているのだろう一本100円ぐらいした。使っているうちにすぐに異変が起こった。インクがドロドロになって滴り落ちてくるのである。まさかだが、これも暑さのせいである。とても困った。

インド製）たまたまインドに行く用事があってむこうでセロのボールペンを買った。一本10ルピー。日本円にしたら20円弱である。書き味はそれほどスムーズではない。可もなく不可もないぐらいだろうか。ところが、セロはこの暑さにも関わらずずっと同じインクの出と書き味を保ってくれた。これも驚いた。インドは南北にも長く、南部ケララ州のようなタイよりも暑い地域から北はチベットに近いラダックのような冬は雪に覆われる寒冷な地域もある。だからであろう。暑いタイでも何の問題も出ないのは。

最後に。タイ人は物へのこだわりが薄いように思う。ぼくの印象なんだが。ボールペンもこれっと思うものには当たったことがない。ちょっと文具屋などでみても印象がうすい。そのうち良いものに巡り合うかもしれない。そのときはブログに評価を書き加えたいと思う。

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