誤魔化されたアパートの電力計
バンコクに住み始めて毎日電力計をチェックしている。こちらのホアヒンに来てもその習慣は変わらない。
目的は:
・毎日の電力使用量を知る
・大家がどのように端数を切り捨てもしくは切り上げているかをみる
バンコクのアパートは建設したてで、大家も素人が始めたという感じだった。2回ほどどうやって端数処理をしているか聞いたがその度に違っていた。
そのアパートは1kwh(キロワット・パー・アワー)を8バーツで請求されていた。
冷蔵庫もエアコンもほとんど使わないのでぼくの電力使用量はとても少なかった。
ホアヒンに引っ越してきて2つの部屋に住んでみたが電力計のスピードが操作されているのがわかった。だいたい30〜40%増しである。
電力計をチェックする癖をつけておいて良かった。
ここは1kwhを5バーツで請求してくる。バンコクより40%ほど安い。
つまり1kwh電気を使うと本来5バーツのところを7バーツ請求してくるのである。明らかに詐欺である。
ただ、1kwhが8バーツだったのが7バーツに下がったというポジティブな見方もできるだろう。
そんなに長くいる気もないのでここは穏便に済ませることにしたい。そもそも大した金額でもないし。
タイで生活しているとこういう小狡い騙しや間違いが多い。タイ社会のマイナス点を電力計のケースでまたひとつ学んだということころだ。
日本の大会社だって最近は製品品質の検査を誤魔化して報告しているというケースが多々ある。タイではそんな腐敗したメンタリティが末端まで浸透していると感じる。
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