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最近は外人観光客もコロナ前のように増えてきました

ロシア制裁で、きずな深まるロシアとインド

欧米が、ウクライナ侵攻への制裁をロシアに課したのが裏目に出て、いろいろな国がロシアと親密な関係になりつつある。


本来なら欧米と同盟関係にあるはずのインドまでロシアに急接近。


最近では、ラブロフ露外相が訪印してモディ首相に会っている。


このインド訪問でラブロフは、石油などのエネルギー資源の取引や巨額の両国間貿易などに関して、インドの通貨ルピーとロシアの通貨ルーブルで決済することなどを確認した。



出所:




遠藤誉



◆ラブロフ訪印の目的


The Indian EXPRESSあるいはNDTV(ニューデリーTV)の報道によれば、ラブロフは4月1日にインドのジャイシャンカル外相と会った後、モディ首相とも会った。


ここのところ立て続けに、中国の王毅外相、アメリカのヴィクトリア・ヌーランド国務次官(政治問題担当)、オーストリアとギリシャの外相などが訪印しているが、外相レベルでモディ首相と会ったのはラブロフ一人だけのようだ。


インドはロシアのウクライナ軍事侵攻に対する国連における一連の対露非難決議に関してすべて棄権しており、1960年代から兵器のほとんどは旧ソ連およびソ連崩壊後のロシアから輸入している。


2021年12月6日にも、プーチン自身が訪印しモディと会い、軍事およびエネルギー資源に関する共通認識を持ったというほどの親密ぶりだ。


ロシアの経済的依存度は圧倒的に中国がインドより大きいものの、軍事や「絆」においては、露印関係の方が長く深い。


ウクライナ戦争によって露印の緊密度は高まり、中露も【軍冷経熱】(軍事的には冷めているが経済的には熱い)ながらも、緊密度は衰えていないので、インドを対中包囲網の一つである日米豪印「クワッド」に入れるバイデンの戦略はますます困難になっているのではないだろうか。


ラブロフはインドで、石油などのエネルギー資源の取引や巨額の両国間貿易などに関して、インドの通貨ルピーとロシアの通貨ルーブルで決済することなどを確認している。


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